60か国以上に拠点を持ち、従業員数は37,000名を超え、巨大なサプライチェーンを持つグローバル企業として、当社は社内および外部のパートナー企業全体において人権を守ることを重視しています。これは私たちの責任であり、消費者が当社のブランドに確信と信頼を持ち続けるために必要不可欠です。

私たちの目標は、すべての事業活動およびサプライチェーンにおいて人権を尊重することです

人権尊重における当社の方針とコミットメント

私たちは当社の事業が社会において果たす役割および、社内および外部パートナー企業全体において人権を尊重することの重要さを認識しています。当社では、RBにかかわるすべての人に義務付けられる、人権尊重の明確な方針とコミットメントを策定しています。詳細はこちらをクリックしてください。

RBのグローバル社会コンプライアンス・プログラム

当社は、方針を掲げるだけでは不十分であるとの考えから、継続的な改善を基本とする、プロアクティブなコンプライアンス・モニタリング・プログラムを策定しました。サプライヤー企業の負担を削減しつつ、サプライチェーンにおける基準を継続的に改善していくための共同作業において、私たちは業界を主導する倫理情報プラットフォーム Sedexを使用し、プログラムを管理しています。

進行状況

2012年にプログラムを開始して以来、当社の要件およびコンプライアンス・プログラムを開発し日常の事業活動に反映していく取り組みにおいて大いに前進しました。現在RBのすべての生産拠点、外部製造業者、新興市場における物流センター、および選択された高リスク包装・原料サプライヤーが、同コンプライアンス・プログラムの対象となっています。

I. 積極的参加

私たちは、すべてのサプライヤーと協力し、持続可能なサプライヤーガイドを通知します。すべての供給契約には、持続可能性基準と当社の要件を含むコンプライアンス条項があり、これらの遵守が義務付けられています。2015年、同プログラムの対象範囲が拡大し、新興市場の物流センターが、生産拠点、外部製造業者、および選択されたコモディティ・サプライヤーに加わりました。

II.自己評価

RB拠点とサプライヤー企業は、労働、衛生安全、環境、事業適正基準に関するコンプライアンスにおける自己評価の実施が義務付けられています。2015年時点で、RBの生産拠点の100%およびRBの対象サプライヤーの85%が、コンプライアンスにおける自己評価を実施しました。

III.監査およびコンプライアンス違反への対応

自己評価は、基本的に組織自身による評価であるため、当社ではさらに、実際のコンプライアンス状況を確認するための監査プログラムを実施しています。

監査を実施する際、RB拠点とサプライヤー企業は、通常の操業環境において評価を受けます。2015年、残りの高リスクRB拠点で監査が実施され、私たちは、現地チームと密に協力し、すべての分野でのコンプライアンス違反が解消するように取り組みました。私たちは、高リスク外部製造業者の監査も継続して行い、監査実施企業数は2014年よりも51%増加しました。2015年末、コンプライアンス違反と判断された企業の67%が閉鎖され、未解決の問題に関して、集団的アクションプランが導入されました。

コンプライアンス違反の多い分野は、衛生安全、労働時間、持続可能な管理システムの不在などであり、新興市場の幅広い製造業に共通してみられる問題です。

IV.能力開発

トレーニングと能力開発は、私たちのプログラムの重要な部分を占めており、人権について、およびサプライヤー企業とRBがどのように人権を尊重すればいいのかについて、意識向上を図り、理解を深めます。2015年、主要な焦点は社内と外部のトレーニングに向けられました。

  • 2015年、調達部門(全世界)および供給サービスDvMの全メンバーを対象に、RBのGMS要件に関するオンライン・トレーニングとコンプライアンス・プログラムが開発、導入され、63%がこのトレーニングを完了しています。
  • RB拠点の従業員のうち、634名がGMSコンプライアンスに関するオンライン・トレーニングを完了しました。
  • メキシコと中国の主要サプライヤー企業が、AIM- ProgressとRBが開催した、GMS会議に参加しました。これらの会議には、RBの調達、品質、研究開発チームも参加しました。

インド、グルガオンでの2014年サプライヤー会議

中国、東莞での2015年サプライヤー会議

私たちは、十分な進歩を遂げてきましたが、それでもなお人権と責任ある企業の重要性と複雑さが拡大していることを認識しており、継続的に私たちのアプローチを改善していくことに努めています。

2015年、当社では、業界の優良事例およびビジネスと人権に関する指導原則に照らし合わせ、当社の要件、2020年目標、コンプライアンス・プログラムの包括的な戦略見直しを実施しました。この見直しにおいて、各分野における改善の余地が特定されました。これらの改善は、社内およびサプライチェーンにおける人権尊重を徹底するための、RBのアプローチを強化するとみられます。方針の変更やプログラムの対象拡大など、見直しにおける提言の多くは、2016年内に実施される予定です。

企業とのコラボレーション

当社では、責任ある倫理的な事業活動をサプライチェーンで実施するため、Sedexと共に取り組んでいます。

AIM-Progressは日用消費財製品メーカーのためのフォーラムであり、責任ある調達行動および持続可能なサプライチェーンを実現し、促します。